1958年にTimo Sarpaneva(ティモ・サルバネヴァ)によりデザインされ、1959-70年にかけてittalaで製造されたiシリーズのショットグラスです。現在のIittala(イッタラ)社のトレードマークとして親しまれている『iマーク』はiシリーズ発表のためにTimo Sarpaneva(ティモ・サルバネヴァ)自身がデザインしたものです。薄く軽い繊細なフォルムに、透き通るようなカラーが美しいグラスです。型吹きにより成型され、口縁部の歪みや底に溜まったガラスの厚みなど一点一点異なります。
ブランド/メーカー: iittala
商品名:drinking shot glass i-114 blue/S
デザイナー:Timo Sarpaneva
サイズ:H:52mm φ:35mm
製造国:デンマーク
年代:1959-1970
状態:目立つ傷や汚れ等なく、良いコンディションです
【ティモ・サルパネヴァ】
1926-2006・Finland
フィンランドのデザイン業界において世界的な影響力を持ち得ていたティモ・サルパネヴァ。デザイナー、彫刻家、教育者として活躍した彼は、常に「刷進すること」を提唱し続け、先駆的なガラス作品、芸術ザインを世に送り出した人物です。ガラスのほかにも、サルパネヴァはテキスタイルや木材、磁気や金属も扱いました。フィンランドデザインの国際的な評価を高めるきっかけとなったのが、 まさにサルパネヴァの独特の工業デザインだったのです。サルパネヴァの作品は世界中で展示されました。ルニング・プライズを受賞するなど、輝かしいキャリアの中で十分に認められ、さらにミラノ・トリエンナーレでは二度も受賞を果たしました。1976年には、サルパネヴァはフィンランド政府より名誉教授の称号を与えられました。イッタラのシンボルである「i」のロゴをデザインしたのも彼です。吹きガラス職人が使う吹き竿と、竿の先に熱せられたガラスの玉を「i」の文字に表したと言われています。
【ヴィンテージ品について】
こちらの商品はヴィンテージ品です。経年による微細な傷や染み、チップ(欠け)や気泡の混入やカトラリーによる擦れ痕、釉薬のムラ等のヴィンテージ品特有の風合いが見られる場合がございます。商品の状態をよくご確認の上ご購入をお願いいたします。気になる点などはお気軽にお問い合わせください。