Kaj Franck(カイ・フランク)によりデザインされた調味料・薬味入れです。1950年〜1960年にかけて生産され、ガラス部分を
Kaj Franckが担い、木材(チーク)部分はフィンランドで1934年に設立した木材の旋削メーカーLuhti Oyが制作をしています。機能美と日常での使用感の心地よさを追求したKaj franckによる可愛らしい調味料入れです。左右のチーク素材の器はsalt&pepper、中央の蓋つきの容器にはsugarを入れるなどにおすすめです。
ブランド/メーカー:nuutajärvi(ヌータルヤルヴィ)
商品名:Teak and glass cruet set
デザイナー:Kaj Franck
サイズ:チークの容器:H:50mm Φ:35mm ×2 チークの受け皿:W:195mmD:77mm H:13mm
蓋つきガラス容器:H:70mm Φ:58mm
製造国:フィンランド
年代:1950-1960
状態:目立つ傷や汚れ等なく、良いコンディションです
【Kaj Franck】
カイ・フランク 1911-1989・Finland
フィンランドの美しい自然の中で、植物や動物と触れ合いことが好きだった少年期を経て、1932年からヘルシンキの美術工芸大学で家具デザインを学びます。 1938年にテキスタイルデザイナー、1945年にはArabia社のデザイナーとなり、1950年に同社のアートディレクターに就任。主に陶磁器のデザイナーとして活動し、teemaやkiltaなど今も愛され続ける陶器シリーズを発表。1946年からittala社、1950年からnuutajärvi社(1988年にittala社と合併)でガラスデザインに携わります。 フィンランド農民の古い文化や工芸品を理想の手本としたシンプルな機能美は「フィンランドの良心」と呼ばれ、没後30年以上が経つ今も世界中で親しまれている優れたデザイナーの一人と言われています。 実用的なガラス器のデザイナーとして著名であるとともに、アートガラスや一点物の稀少な作品も作成しており、世界中にそのコレクターが多数いることでも有名です。 日本においては1956年に私的旅行として来日、各地を訪問している内にその存在の噂が広がり、京都で講演を行っています。その当時、カイフランクの講演のインパクトは強く、1958年には正式に来日を要請して、陶磁器デザインのあり方を問いただした講義会が開催されました。その内容は日本のデザイン全般にも影響を与えるものであったと言われています。
【ヴィンテージ品について】
こちらの商品はヴィンテージ品です。経年による微細な傷や染み、チップ(欠け)や気泡の混入やカトラリーによる擦れ痕、釉薬のムラ等のヴィンテージ品特有の風合いが見られる場合がございます。商品の状態をよくご確認の上ご購入をお願いいたします。気になる点などはお気軽にお問い合わせください。